社内人材では効果が上がりにくい＆リスクも SNS運用代行　その劇的効果とは？おすすめ代行企業10選

ビジョナリー編集部　2024/09/03

SNSとは

SNSとはソーシャルネットワーキングサービスの略で、X（旧Twitter）、Facebook、Instagram、LINEなどが代表的な存在です。若い世代ほどSNSから情報を得ることが多く、インターネットの閲覧のように「自分から探す」という能動的な作業とは異なり、受動的なメディアでもあることが特徴です。この特性を考えると、より感性に訴えるものが人気になりやすいとも言えます。また、SNSは「バズる」と言われる急激な閲覧数の拡大が期待できるという側面もあります。

SNSはプロにまかせる時代に

SNS運用代行とは、企業や個人のSNSアカウントの運用を専門の代行会社に委託するサービスです。SNSの投稿計画立案からコンテンツ制作、投稿実行、フォロワーとのコミュニケーション、効果分析まで、SNS運用に関わる一連の業務をプロに任せることができます。どのようなコンテンツをどのように発信したら良いのかわからない場合に役立ちますし、方向性が決まっていたとしてもコンテンツのクオリティを向上させることが期待できます。企業としてSNSを運用するにはそれなりのノウハウも必要です。やみくもにSNSを運用したからといって、その労力に反響が見合うとは限りません。また、SNS上での迂闊な投稿でマイナスの影響が出るリスクもあります。危機管理も踏まえて投稿するプロに任せた方が安心できます。

SNS運用代行ができること

SNS運用代行サービスは、具体的には以下のような業務を代行してくれます。ただ投稿するだけではなく、計画を立てて実行後はその検証まで行ってくれます。

課題分析・運用プラン設計
SNS運用の目的や目標を明確にし、適切な運用計画を立案します。
アカウントの開設・設定
新規にSNSアカウントを開設し、最適な設定を行います。
コンテンツ企画・制作
ターゲットに響くコンテンツを企画し、テキストや画像、動画などを制作します。
投稿実行
計画に基づき、定期的にコンテンツを投稿します。
フォロワーとのコミュニケーション
コメントやメッセージに対する返信など、フォロワーとのコミュニケーションを行います。
効果分析・報告
SNS運用の効果を分析し、改善点を報告します。

SNS運用代行のメリット

SNS運用代行を利用することで得られる主なメリットは以下のようなものがあります。

専門知識を活用できる
SNS運用のプロが最新のトレンドや効果的な運用方法を駆使してくれます。
時間とリソースの節約
SNS運用にかかる時間と人的リソースを削減し、本来の業務に集中できます。
品質の高いコンテンツ制作
プロのクリエイターによる高品質なコンテンツを継続的に投稿できます。
効果的なコミュニケーション
フォロワーとの適切なコミュニケーションを通じて、ブランドの信頼性を高めます。
リスクの軽減
情報漏洩や炎上などのリスクをプロの目線で回避します。
インフルエンサーの活用
SNSで影響力を持つ人に発信してもらうというマーケティングも選べます。

SNS運用代行のデメリット

専門家が少ない
SNSはここ10年ほどで浸透した新しいジャンルです。長年の経験を持つ企業は少なく、多くはIT関連会社の新サービスです。また、新しいジャンルだけに、成功方法も確立されていません。
効果が上がらない
SNSは、ダイレクトメールやチラシのような直接的な効果が期待しにくい分野です。ホームページを作ったからといって、すぐに売上が伸びないのと同様に長期的な目線で考える必要があります。

自社でSNS運用をするデメリット

人的リソースを消費する
SNS投稿にかかわることで本来業務の妨げになります。もちろん、労力をかけない運用も可能ですが、その場合は反響に結びつかず中途半端なものとなりかねません。
企業イメージの棄損
社内の若手に任せるという考え方もありますが、SNS運用は会社にとっては広報業務にあたります。SNSへの投稿はプレスリリース並みの影響があると考えておくべきです。企業としての方向性を正確に理解し、色々なリスクへの対策もできる立場の人に運用してもらう必要があります。
長続きしない
本来業務を行いながらの投稿は反響も得にくいことから、だんだんと重荷になることがあります。SNSからの撤退は、場合によっては企業イメージを棄損する恐れもありますので、一度始めたらできるだけ続ける必要があります。

SNS運用にかかる手間と課題

普段の様子を投稿するだけであれば気楽ですが、効果を見込むためには適切なハッシュタグを選択し、企業イメージとブレない発信が必要となります。また、SNSではコメントへの返信などの業務が膨大になることがあります。万一批判的なコメントがあっても冷静な対処が必要ですし、場合によってはそういったユーザーを遮断する必要もあります。そういった判断もまたプロでないと難しい部分です。

SNS運用代行の料金相場

おおむね月額10万円から100万円です。これだけ幅があるのは「どこまでサポートするか」という点で大きな違いがあるからです。「投稿だけする」ケースから、ほとんど丸投げでも効果を上げてくれるような手厚いサポートもあります。各企業の特徴や提供するプラン、料金体系は異なりますので、自社のニーズに合った代行会社を選ぶことが重要です。また、運用代行を依頼する際には、費用相場や委託先の選定が難しい点に注意し、予算内で依頼できるか、過去の実績は信頼できるかなどを確認しましょう。金額によっては自社内でSNS運用担当者を採用した方が安上りになるケースもあるかと思いますが、ノウハウやデータなど、代行業者でないと持っていない財産もありますので、よく検討する必要があります。