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ビジョナリー編集部 2025/04/01
4/4(金)
2025年
ビジョナリー編集部 2025/04/01
メジャーリーグ初の「50 - 50」達成ー
2024年9月19日、歴史的瞬間に世界が沸いた。
大谷翔平選手は、野球界で「二刀流」として知られ、投手と打者の両方で類いまれな才能を発揮し続けている。
彼が成果を出し続けるのには、どのような秘訣があるのだろうか。
大谷選手を語る時に、必ずと言っていいほど挙がるのが高校時代に彼が書いた「目標達成シート(マンダラチャート)」である。
当時高校一年生の大谷選手が記入した目標は、
「プロ野球8球団からドラフト1位指名」
通常の高校一年生であれば、甲子園出場など目の前の目標を立てそうなものであるが、大谷は『8球団』『1位』という数値を伴った明確な目標を掲げている。
ここに、彼が明確で高い目標を掲げ、常に視覚的に見えるところに掲示することで、意識し続けたことがわかる。
南アフリカ連邦の元大統領ネルソン・マンデラ氏も
「成功するためには、どこから始めるかではなくて、どれだけ高く目標を定められるかだ。」
と述べており、偉大な成功を納める人は、はじめから高い目標を定めていることがわかる。
大谷選手は、高校生~日本プロ野球選手時代に、毎日欠かさず日誌をつけていた。
そこでは、1日の目標を設定しそれに対して達成したのか・していないのかを振り返っている。
また、「心・技・体・生活」といった項目について、成功したのか失敗したのか、その時の自分の状態はどうだったのかを記載している。
成長する人の条件に『自ら反省することができる』というものが挙げられる。
大谷選手は、日誌を通して自己と向き合い、分析し、改善を繰り返すことで、目標に一歩ずつ向かうことができたのである。
大谷選手は、練習における反復や改善を重視しており、トレーニングに多くの時間をかけている。
メジャー入りが決まった際にも
「自分はまだまだ不完全な選手だと思っています」
と語り、決して満足することなく、自己を鍛えることをやめない姿勢が見て取れる。
練習においては、ピッチングやバッティングの精度を向上させるため、最新機器を用いてフォームのチェックを行い、試行錯誤と改善を繰り返している。
改善をし続けるという点では、先の目標達成シートにおいても、監督の方針で、当時の野球部員は全員このシート自体は書いていたという。
しかし、大谷選手は単に書くだけに留まらず、監督にシートを見てもらい、目標の定め方について細かくアドバイスをもらい、幾度も改善をしたのだ。
こうした貪欲さが、彼の成長を後押ししていることは言うまでもない。
大谷選手の成功は、徹底した健康管理にも支えられている。
食事や睡眠には細心の注意を払い、特に睡眠に関しては徹底しており、夜は最低10時間、日中には2時間睡眠を取っている。 どれだけ忙しくとも、最低でも1日8時間半~9時間の睡眠時間は確保しているというのだ。
枕や布団などの寝具もすべてオーダーメイドというこだわりである。
また、食事に関しても外食はほとんどせず、専属の管理栄養士にアドバイスを受けながら自炊をして、栄養管理を徹底した食事を摂っている。
高いパフォーマンスを出すためには、健康な身体から。
これは、ビジネスマンにも言えることである。
「その瞬間が、今日来るかもしれない。明日来るかもしれない。もしかしたら、ある日突然に何かを掴む瞬間が来るかもしれない。だから毎日練習したくなるんです。毎日バットを振るときもそう、投げるときもそうです。もしかして、その瞬間が来るかもしれないと思って、いつもワクワクするから練習に行くんです」
(『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』佐々木亨〈扶桑社〉)
大谷選手のこの言葉には、彼の飽くなき好奇心と向上心が表れています。
世間から『二刀流など不可能だ』と言われてきた中でも、大谷選手自身は、ピッチャーとしても、バッターとしても世界一の選手になることを諦めませんでした。
誰もやったことのないどんなに難しいことでも、できないと証明されたわけではない。
だからこそ、「その瞬間」を信じて、彼は歩みを止めることをしないのだ。
このように、数多くの成功のための習慣を身に着けている「生きる教科書」大谷選手だが、彼が自身の才能について語るとき、その答えは極めてシンプルだ。
「好きなことに対して頑張れる才能がある」
幼い頃から野球に触れ、好きになった。そして、鏡の前でバットを振ったりするようになり、その習慣は今でも継続している。
「それ以外には?」と問うと、「他には、ほぼないと思います。」との回答が返ってきたという。
この「好きなことに対して頑張れる才能」こそが、大谷選手の成功を裏付ける根本なのかもしれない。
出来る・出来ないではなく、なると決めた目標にまっすぐ向かえる心。
世界一になれる人は、世界一になると決めた人のみなのである。