
「ほんのり屋×marukome エキュート秋葉原店」2025年4月7日(月)JR秋葉原駅構内にオープン!
ビジョナリー編集部 2025/04/04
4/5(土)
2025年
ビジョナリー編集部 2024/09/03
企業の財務・会計・人事・生産などの各種基幹システムを統合したソフトウェアのことです。ERP(Enterprise Resource Planning、企業資源計画)とは、企業の持つ資源を一元的に管理し、効率的に活用するための考え方やシステムを指します。ERPパッケージは、このERPの考え方を具現化したもので、企業活動に必要な機能があらかじめ備わっているのが特徴です。
ERPとは、企業の「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」といったリソースを一元管理し、効率的に運用するためのシステムです。ERPを導入することで、情報が一元化され、企業内の情報が相互に更新されます。その結果、常に整合性を保ちながら、最新の情報をリアルタイムで確認・管理できるのです。ERPは、企業の業務効率を向上させ、経営の見える化を実現するための強力なツールです。
すでに基幹システムを導入している企業も少なくないと思いますが、基幹システムはそれぞれの部門の基幹業務を管理するシステムです。これらを一元化したものがERPパッケージとなります。
一方でコスト面では基幹システムに軍配が上がります。ERPパッケージは大企業や多国籍企業、急成長によって複雑化した企業、部門ごとの連携を強化する必要のある企業などが導入するケースが多いといえます。
ERPパッケージには、以下のような主な機能が備わっています。
人事・給与管理
従業員の情報管理や給与計算を効率化します。
販売管理
販売プロセス全体を管理し、在庫管理や受注処理をサポートします。
生産管理
生産計画の立案や進捗管理を行い、生産効率を向上させます。
購買管理
購買プロセスを管理し、コスト削減を図ります。
会計管理
財務会計の管理を行い、経営状況をリアルタイムで把握します。
営業管理
営業活動を管理し、顧客関係を強化します。
ERPパッケージを導入することで、企業は以下の5つの主要なメリットを享受できます。
業務の効率化・迅速化による生産性向上
ERPパッケージを導入することで、非効率な業務を排除し、業務の効率化・迅速化が可能です。例えば、各部門で独立したシステムを使用している場合、データの二重入力や部門間の確認作業が発生しますが、ERPパッケージによって情報を一元管理することで、これらのムダを削減できます。
コスト削減
基幹システムが散在している場合、システムの数だけ保守運用の手間やコストがかかります。ERPパッケージに一元化することで、これらのコストを削減できます。初期費用はかかるものの、長期的にはコスト削減が期待できます。
経営意思決定の精度向上
情報を一元管理することで、リアルタイムな経営状況の見える化が可能になります。経営に必要な判断材料を迅速に確認できるため、正確な意思決定ができるようになります。
内部統制の強化
ERPパッケージには申請・承認等のワークフローが組み込まれており、アクセス権限の管理・付与機能もあります。これにより、内部統制の強化が実現できます。
業務の標準化
ERPパッケージには、業務に必要な機能が備わっており、効率的な業務フローが設計されています。これにより、業務の標準化が可能になり、企業全体の生産性向上や属人化防止につながります。
ERPパッケージには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
初期費用が高額
ERPパッケージの導入には初期費用がかかります。特にカスタマイズが必要な場合、その費用はさらに増加します。
導入期間が長い
ERPパッケージの導入には時間がかかります。特に大規模な企業の場合、導入期間が数年に及ぶこともあります。
カスタマイズの難しさ
ERPパッケージは標準的な業務に合わせて設計されているため、自社の独自業務に完全に適応させるためにはカスタマイズが必要です。しかし、過度なカスタマイズはシステムの品質低下やアップデートの煩雑化を招く可能性があります。
ERPパッケージを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
自社の規模・業界に合っているか
ERPパッケージは、自社の規模や業界に適しているかどうかを確認しましょう。特定の業界や分野に特化したパッケージもありますので、自社の業務に最適なものを選ぶことが重要です。
他システム・ツールと連携可能か
ERPパッケージが他のシステムやツールと連携できるかどうかも重要です。例えば、経理部門で使用する財務会計ソフトや経営分析のためのBIツールと連携できるかを確認しましょう。多くの企業では、既存の基幹システムやツールを使用しているため、新しいERPパッケージがこれらとスムーズに連携できるかどうかが成功の鍵となります。
サポートが充実しているか
ERPパッケージのベンダーが提供するサポート体制が充実しているかを確認しましょう。特にクラウド型ERPの場合、ベンダーのサポートが重要です。
ERPパッケージは、以下のように分類されます。
スクラッチ型
対象業務に合わせてゼロから構築するERPシステムです。自社業務に最適なシステムをオーダーメイドで構築できますが、初期費用が高額で導入期間も長くなります。
パッケージ型
標準的な業務に合わせてパッケージングされたシステムです。初期費用が抑えられ、短期間での導入が可能です。
パッケージ+カスタマイズ型
既成のパッケージを活かしつつ、カスタマイズを行うことで自社業務に合わせた機能追加や部分的なシステム改修が可能です。
ERPパッケージは、企業の業務効率化やコスト削減、経営意思決定の精度向上など、多くのメリットを提供します。しかし、導入には初期費用や時間がかかるため、慎重な検討が必要です。自社の規模や業界に適したERPパッケージを選び、他システムとの連携やサポート体制も確認することで、成功するERP導入を実現しましょう。